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-カンボジア編-

カンボジアへ行ってきました。
カンボジアというと
「地雷」「難民」「貧しい」
というイメージしか沸かず、気候なども、確か暑いんだよな・・・くらいしかカンボジアに対する知識がほとんどありませんでした。

今回はカンボジアでボランティア活動をしながら生活している友人を頼っての旅行です。

あらかじめメールで注意事項などを教えてもらっていたので安心でした。
やはり治安が悪いので、町でもボーっとしないように、とか、あまりにきれいな格好をしていると、目をつけられスリの被害に遭いやすい、など。

プノンペンの空港に着き、まず驚いたのが空港職員の適当さ。
実はわたしたち夫婦は英語ができないので、空港で滞在ビザを取るための申請書の内容がところどころ分からず、空白がたくさんあったのです。それなのに、ずっと考えながら書いている私たちに痺れを切らし、おいでおいでと手招き。
そして、たくさんの空白があるにも関わらず、「マネー、マネー」と言い、ビザ代のお金を渡すと、なんと即効でビザを発行!ありえない・・・。こんな感じで悪い人が入国できるんじゃないの?と思いました。

空港の外に出ると、ムッとした暑さと、なんともいえない南国の匂いが体を包みます。
そして、タクシーや、トゥクトゥクという乗り物の勧誘に来るおじさんたち。しつこいです。
私たちは友人がトゥクトゥクを貸しきって迎えに来てくれていたので、それに乗ってプノンペンの街へ。

夜にも関わらず、べっとりとした感じの暑さが、南国に来たぞ、っという気持ちを高めます。
もう9時過ぎだというのに、けっこう外でたむろしている人々が目立ちます。

そして、子供たちも。ゴミの山の中からなにかを探しているようで、必死にゴミを掘っています。でもなんだか楽しそう。テレビのイメージでは、貧しくて悲壮感が漂っているような、そんなのしか見たことがなかったのですが、実際の子供達はものすごく楽しそう。
友人によると、ああいうゴミの中から、空き缶や鉄くずを拾って、売ってお金にするんだとか。
到着していきなり、子供たちのエネルギーとパワーにびっくり。

その日の夜は、1週間泊まるゲストハウスに友人と行ってもらい、一緒に予約をしてもらいました。

朝、外の賑やかな音で目が覚めました。
まだ6時。でも人々はもう動き始めています。昨夜は暗い中を走ってきたので、街の様子がはっきり分かりませんでしたが、朝、窓の外から見たプノンペンは、「バイクだらけ」でした。

とにかくバイク、バイク、バイクです。クラクションをならし、ぶつかりそうになりながら、皆ブンブン走っています。
そして屋台の人々、屋台で食事をする人、バイクにひかれそうになりながらトコトコ歩く野良イヌ。
あ~、カンボジアです。
カンボジアに来る前、YOU TUBEなどの動画で、カンボジアの様子を撮った画像を見たりしていましたが、自分の目で見て、自分の耳で実際に聞くと、迫力が違います。

外に朝食を食べに行きました。屋台はちょっと自信がなかったので、ゲストハウスの近くにあるわりときれいな食堂へ。
カンボジアの麺「クイティウ」とペプシコーラを頼んで待っていると・・・。
私たちの背後に迫り来る何かが・・・。
「乞食」です。
ずっとなにか言ってましたが、言葉がさっぱり分からず。そのおばあさんに続いて、2人の子連れの乞食も入ってきて、私たちに何か訴えます。

あとで聞いたら「お金をください」と言ってるんだとか。
友人から、そういう人たちは楽してお金をもらおうとしている人達も多いから、あげなくてもいいと言われていたので、ずっと無視していました・・・。よく見ると、意外ときれいな格好をしているんです。とてもお金に困っているとは思えない感じ・・・。

そうこうしているうちに、店員さんから追い払われていました。この店は外国人の客が多いので、あげる人はあげるのだろう。1ドル、2ドルあげる人もいるらしい。私たち日本人からしたら、1ドルなんて数十円にしかならないけど、カンボジア人からしたら、ご飯を何食分か食べられる金額です。
簡単に私たちがあげてしまったら、彼らは味をしめて、ますます働く意欲をなくしてしまうでしょう。

麺の前に、まずコーラが運ばれてきました。
・・・炭酸がほとんどない。なぜ?瓶のコーラだったのですが、瓶の隙間からガスが漏れてしまっていたのもしれません。

麺はおいしかったです。パクチーが入っていて、東南アジアっていう感じがしました。ただ、一人分の量があまり多くなく、すぐにお腹が空いてしまいました。友人によると、カンボジア人は、こういう軽食を、1日に何度も食べるんだそうです。だから、1日中、屋台や売り子が食べ物を売っているんですって。

友人のバイクに3人乗りで出かけたりもしました。(現在はカンボジアは3人乗りは禁止です。)
3人乗りでもぎょえ~と思ったのに、街へ行くと、4人乗り、5人乗りまでいました。すごい・・・。しかもちいさな子供までが、お母さんやお父さんと一緒に、バイクのハンドルあたりにつかまって、悠々と乗っているんです。さすが・・・。
バイクで飛ばしたときのカンボジアの風が気持ちよかったです。

それから数日、友人に連れて行ってもらい、いろいろなものを見ましたが、わたしの以前持っていたカンボジアのイメージ、そしてテレビのカンボジアのイメージとは、実際には大きく異なっていることが分かりました。

もっと「悲惨」というイメージがあったのですが、実際に出会った人々はイキイキとしており、貧しいけどなんか楽しそう・・・。平気で「お金ください」と言える神経の図太さ、その日暮しだけど、とりあえず明日のことは明日考えよう、みたいな能天気さ。暖かい国だからこそなんでしょうけど、そののびのびとした気持ちの持ちようは、日本人の私たちも、多少見習いたいところでもありました。

あの暑さと騒音、そしてなんともいえないあの匂いを、今でも思い出します。

photo lisa

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